三重の美しい自然の中で身近な日常生活圏内にノルディックウォーキングを組み込んでみませんか?

新着情報

上野森林公園でPLTファシリテータ養成セミナー受講!(8月21日)

8/21、三重県上野森林公園でPLTファシリテータ養成講座受講した。
PLTとは、体験学習法の一つで、1976年にアメリカで開発された、環境学習プログラムである。

午前中に木村講師から4つのアクティビティを教わる

①目を閉じて”耳を澄ませば・・・”何が聞こえたか?話し合うワーク
②4つのブラックBoxに手を突っ込んで、触った葉っぱがどれか森から実物を探してくるワーク、

先生、笑顔が素敵!!

③森で採取した10枚の葉っぱをみんなで話し合って分類するワーク

など・・・。
午後は、今度はチームにテーマを与えられて、内容を検討し他のチームに対し実際に
ファシリテーションしてみる、という内容だった。

これは実際に場数を踏まないと綺麗にはできない・・・やろうっと!!

今回参加して気づいた点は以下のとおり

①上野の実家の近くに森林公園があり、そこでこんな使われ方がされていることをぜんぜん知らなかったこと、

②「Project Learning Tree」という本をいただいたが、さすがアメリカ本、実践的でマニュアル化できてる!

③体験学習の四段階(体験→ふりかえり→体験の抽象化(一般化)→応用(社会化)→新たな体験)の図式は、私が経験したことや今進めていること「罹患→回復→ふりかえりと考察→一般化→応用→新たな体験」と同じだ、つまり表現は少し変だが、自分も病気という体験学習(???)をしていたのだということ、

もう二度と病気の”新しい体験”をしなくていいように、新たなライフスタイルだからこそ感じることができる”幸せな新たな体験”をしたいものだ。

off

津市森林セラピー基地大洞山コースでセラピープログラム考察(8月16日)!

8月28日に予定されている美杉大洞山石畳コースウォーキングイベント!
行政等の方と総勢4名で下見にいった。

スカイランドおおぼらを9:57に出発
さっそくリョウブの花の香りで五感を刺激した
人間の五感で最も原始的な嗅覚・・・
大阪から来たNさんの解説付きだ

「みなさん、少し腰を屈めて森を見てください。なにか気づきませんか?」
「ある高さになったらどの木にも枝が無く幹だけが綺麗に揃って見えませんか?」

「ほう、確かに!」

「これは鹿の口が届く高さで揃っているんです。」
「ディアラインって言うんです!」

「ほう、そうなんだ!」

やはり知識のある人と歩くと新しい発見がたくさんある

途中緊急時のための携帯電話の電波、通過時刻を確認しながら
奥へと進む
「さて、ここでこの話題を出したらどうか?」
「全体のプログラムでやはりメインは後のお楽しみがいいよね・・・」

など当日のガイド役のシュミレーションをしてゆく
実施日が決まっているとプログラム創りにも緊張感があり内容もより具体的になる
これが本当の勉強だし力をつける方法なんだろうと思う
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=rEhu0AYZU8Y[/youtube]

2時間くらい歩いたか
「あれ、ここの景観はすばらしい。童話絵本に出てくる絵のようだ。小人がでできそう!」
と私は思わず声を上げた

「そう、ここはトトロの世界だという人もいた」
「そういや確かに・・・」
「サツキとメイがトトロに出会った森につながっていく茂みに似ているなあ・・・」

その場所はそれ以上言葉なんていらない、おとぎの国の雰囲気のする光景だった。
ここは私の宝。

「あれ、これなんだと思う?」Nさんが言う
「松ボックリ?」

「そう、松ボックリが食われてえびフライみたいになってる」「これってこの森にはリスがいるってことだよ!」
「そうなんだ!えびフライ・・・・あれあれいっぱい落ちてる!」・・・・
皆、頭上の松の木を目を凝らして見あげる

森の中のカウンセリングといっても
森の”生命の豊かさ”を感じることは大変重要で
それにはある程度の知識もないと感じること自体が貧弱になる
ああ、今日は下見のはずだったが自分自身が楽しんでしまった

ああ、いい一日だった!

off

樹林気功今田先生の気食講座に参加(8月9日)!

津市彰見寺で毎週木曜日に藤田先生の樹林気功講座が実施されているが
8月9日(火)、樹林気功の創始者である今田求仁生先生が教室を来訪
気食講座~この夏、茶の気で清暑を~というテーマで
講座を開催された。
皆で料理をするということで、ほとんど料理をしたことがない私は周りに迷惑を
おかけするのではと若干の不安感をいだいたが思い切ってお休みをいただき講座に参加してみた。

料理の前に
今田先生から
東洋医学の話や茶の効用等についてお話がある

「食」「息」「動」「想」で人間の生きてゆく風景が作られる・・・・
上品、中品、下品で現代の医療はほとんど「下品」に入る・・・・
「気食」と「薬膳」の違い・・・・


などなど・・・・

今まで「食」に関してあまり意識したことがなかった自分にとって
「食」に関する東洋医学の考え方等をお聞きするのは非常に新鮮だった

いよいよ料理が始まる
あらかじめ何人かの受講生が苦労されて下準備をしていただいていたが
約20人強の参加者が一斉に役割分担して作業をするのは活気があって圧巻だった

また人間も動物だからだろう、食べ物を前にしての集団作業は
一体感や喜びがあって・・・ましてや何もできないデクノボウの私を
皆がうまく使ってくれて・・・大変楽しかった
自分で料理をしてみたいと思った


私にとって今回の今田先生と出会いは非常に大きい出来事になるかもしれない。
それは、日常生活での「食」、「息」、「動」、「想」、「絆」(または「環境」)を整えることの大切さ
を知ることは、きっと森林セラピープログラム開発のコンセプトの手ががりになると考えるからだ。

off

三重ノルディックウォーキング倶楽部第一回イベントの事前情報!

皆様、暑い夏の日々が続きますね!
この暑い日々も9月になれば少し和らいでくると思います。
そこでですが、三重ノルディックウォーキング倶楽部第1回イベントを現在企画調整中です。
まだまだよちよち歩きのサークルですので、今までの三重県エリアで開催されたイベントのような、”カリスマ講師が教える”なんてとてもできません。ですが、地元の人が集まって一過性のイベントで終わらせるのではなく
それぞれの身近な日常生活に取り入れようというねらいで手作りで企画する10名程度のノルディックウォーキング体験会になればいい・・・と考えています。
詳細が決まってまいりましたらまた情報提供いたしますので、ご興味がおありでしたらホームページの「お問い合わせ」から森のトットコまでご連絡ください。

<調整中のスケジュール等>
日時:平成23年9月11日(日)9:00~2時間程度
場所:津市夢が丘の池周辺
人数:10名程度
集合場所・時間:別途調整します。
参加費:ワンコイン(約500円程度)(会場借料等に充てる予定です。)

記念すべき三重ノルディックウォーキング倶楽部の第1回イベントです!!

 

off

城山クラインガルテンでノルディックウォーキング体験会実施(8月6日)!

奈良県や名張市と隣接する太郎生にある城山クラインガルテンでノルディックウォーキングの体験会をやってもらえないか?
津市美杉セラピー基地に登録している森林セラピストとしての私の初仕事だった。

「ノルディックウォーキングクイックガイド」
「当日のシナリオ」

などを急いでつくり、行政の方々と打ち合わせ、
前日にいっしょに現地訪問、
進行方法・役割分担・ウォーキングコース等を決定し翌日に備えた。

太郎生は倶留尊山と大洞山に挟まれ、鮎釣りが盛んなの名張川の源流地域
何かしら木曽に近い感覚のする風景だ
津市は市町村合併後東西に非常に広大な行政区域となった
体験会当日は
伊勢湾岸の津市の中心部は夏の日差しが非常に強いガンガン照りの1日だったが
山間地の太郎生に車で向かう道中では
突然の豪雨にしばしば遭遇する
「すごい雨や」と思いきや
「あれ・・・道路が乾いてる?」とくる

開始16:00の3時間前13:00に少し緊張気味に現地入り
「きょうはよろしくお願いします!」
「よう・・・・早いなあ!」
祭りの準備をしていた方々とそんな言葉をかわし気持ちが少し楽になる
その後私は、現地の自然に溶け込みたいと思い
雨が降ってはいたが一人ノルディックウォーキングをはじめた

勾配の強い坂を降りてゆく
ヒグラシの声、水路に流れる豊富な水の音、
民家と田んぼが眼下に広がり
やがて川を越えて雨雲のかかった大洞山に視界が上がってゆく

川にそって北に向かうと
小学校、駐在所と続き、やがて国津神社に着いた
鳥居を見上げながら何か厳かな雰囲気のする境内入っていった
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=EeuiKqort6g[/youtube]

樹齢約800年といわれる大けや木
ひとけのない境内はヒグラシや蝉の声でますます静寂さを増す
ベンチに座って約半時を過ごした・・・・
そろそろ皆のいる会場に戻ろう

急ぎ足で来た道をノルディックウォーキングで引き返していると
後ろからおばあちゃんに呼び止められた
「あんたなにしてんの、どこから来たの?今から三国屋にいくんやけど
いっしょにあるかへん?案内するよ!」
田舎のおばあちゃんは飾り気がなく親しみやすい
三国屋は前日に仮オープンした太郎生地域づくり協議会拠点宿泊施設のことである
「お客さん連れてきたで・・・・!」おばあちゃんがニコニコして話す
1F、2Fともに視察させていただいた
中庭が印象的な風通しのよい改装した昔の建物
「ああ、早う城山クラインガルテンいかなあかん時間や、ごめん」
「うん、また是非きてな・・・・・」
「ううん、わかった」

三国屋さんをでるころには、
太郎生の自然と歴史、人の温もりに触れて
私自身の乱れていた気が浄化されたようで
緊張も収まっていた

会場につくなり
「なんだか太っちょなインストラクタがきたなあ・・・
ノルディックウォーキングも当てにできんのとちゃうか?」
とのある参加者からのニヤニヤした質問に
「いやいや、太っちょだからやってるんやん、ああ・・あ、傷ついた!」
なんて笑って答えている自分がいた
なんだか森林セラピスト&ノルディックウォーキングインストラクタである自分自身が癒されたようで
自分の役割を再認識した機会だった

off
UA-3873191-7