三重の美しい自然の中で身近な日常生活圏内にノルディックウォーキングを組み込んでみませんか?

tottoko

清里の朝と夜!

清里の朝の景観

広大な緑色の牧草の果てに
富士山がぼんやり浮いて見える
朝靄にかすんだ山の稜線が重なり
まるで浮世絵のよう
牧場という西洋的な景色と日本的な山の景色

 

 

 

 

 

 

 

しばらく景観を楽しんだ後
カラマツ林をノルディックウォーキングする
地面がやわらかくストックや足の感覚が心地よい
こんなところがノルディックウォーキングにもっとも向いているのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

清里の夜の景観

暗闇の夜の森の一人歩きは怖い
ましてや森の中にシートを敷いて
月を眺めてゆっくりゴロ寝するなんて!
(熊がでたらどうするの・・・・・)

今回はレンジャ-の引率のもとで
25名が各々好きなように散らばって
牧場の夜の月を楽しんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

月と向き合う静かな一人の時間
でもなんとなくみんなも近くにいるっていう安心感がある・・・・・

「ビービー」
オナラのような音
レンジャ-から終了の合図だ

月は優秀なカウンセラー!!

 

今回のセミナーは非常に有意義だった

同じ目標を追いかけている人たちの存在
同じ思いを持った人との出会い
日本を復興しようとした人たちの歴史

それらに触れ合うことでまた私自身の思いも少しクリアになったようだ

いよいよ森林療法プログラム体験セミナー!

午後から「第一回森林療法プログラム体験セミナー」が始まった
北は青森から南は神戸までいろんな顔ぶれの29名が参加

 

 

 

 

 

「思うに残念ながら私は結構ミーハーだったんだ・・・」
と今私は反省しきりだ
失礼なことに今回現地にいって学ぶまでは
軽井沢や清里をテニス合宿等にいくおしゃれな店のある保養地
程度しか認識していなかったから・・・・・
ポールラッシュ博士が戦後自信をなくし食べていけない日本人を見て
山間部農業コミュニティからの日本の復興をめざし実践した地であることを
まったく知らなかったから・・・・
(恥ずかしくてどこかに隠れたい・・・・)

 

 

 

 

 

 

・「森療時間」というプログラムを試行錯誤実際に行ってきたという実績は
セミナーの資料や講師の言葉の随所に現れている
・パンフレット等が非常にまとまっていて無理がない
・研修室後ろに設けられた参考図書コーナーはすぐ読みたくなる本が目白押し
・「人が元気になる瞬間」と題された資料はまだ荒削りではあるが
これからの大きな可能性を感じさせる
・参加者同士の交流も考えられていて互いに触発される
・そしてなにより講師やスタッフの人柄にひきつけられる

そんなことを感じながらのセミナーだった

 

 

 

 

 

 

山梨県清里キープ協会へ(1日目午前)!

この週末に思いきって山梨県の八ヶ岳にある清里キープ協会へ行ってきた。
「第一回森林療法プログラム体験セミナー」に参加するためである。

朝3時過ぎに起床し4時過ぎに車で家を出発、
9時前には現地に着いていた。
午後からのセミナー開始の前に
キープ協会清泉寮を取り巻く
八ヶ岳南麓の自然を体で感じたかった
さっそくフロントの方に地図やハイキングの注意点を教えてもらい
川俣渓谷に入る
「先般の地震の影響で少し荒れたところがあるので気をつけて
いらしてください」
渓谷に降りてゆく斜面はなるほど気を抜くと危険だな・・・と感じたが
途中目に入る行き先や所要時間表示等の看板の様子や
現場の状況をよく把握したフロントマンの対応に
安心感を覚えたのでそのまま先へ進んだ
程なく水量の多い瀧に出会う

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=2OAg8CMGGOM[/youtube]

澄んだ水
流れる音
日光
木々の緑
鳥のさえずり
そして思わずすくって口に含む水の冷たさ

ただ単純に清々しくその場の空間と時間を楽しんだ

まだ歩き始めて30分も経たないというのに
こころと体はもう自然に吸い込まれた
日本文化に「禊」というものがある
体の穢れを落とす儀式
なんとなくわかるような気がした

いたるところ大きな石がごろごろしている
困って迂回したり
ぴょんぴょん跳ねたり飛んだり
その姿を天から見たら
まるで蟻やバッタが小石を越えて苦労して進んでいく姿と重なっただろう
「ドサッ!」「ク・・・・!」
油断大敵!思いっきり「ズッコケた!」
肘の久しぶりの擦り傷がなんだか懐かしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渓谷は何故綺麗と感じられるのか
何故そこに神聖さを感じさせるのか
それは
生命の源である水が
求道者のように気高く透き通っているからだろう

夢が丘の遊歩道、ツツジに囲まれてウォーキング!

5/15(日)今日は朝から久しぶりの二日酔い、少し頭が痛い
昨日は干支の1順先輩、2順先輩の3人で酒を飲んだ
話していて同じネズミ年とわかって3人でビックリした・・・・・
帰ってきてからの記憶がない
朝目覚めると本当にいいお天気
どうやら台所で寝たようで毛布をかけてもらっていた(お恥ずかしい限り・・・・)

夕方久しぶりに
夢が丘の遊歩道に
ノルディックウォーキングに行った

穏やかな日の光と時間の流れ
そこはツツジの花が咲き乱れていた
遊歩道を歩きはじめると
甘い香りがあたりにたちこめている

こんな綺麗な世界が身近にあるのに
どうして人がいないのだろう
どうしてみんななけなしのお小遣いをはたいて遠くにいくんだろう
せっかくローンを組んで自然の中にマイホームを建てたのに
周りの美しさに気づかないなんて・・・・
いや・・・私も最近までそうだったと思う
何が幸せで何が大事か、何が豊かなのか
2年前の手術以来確実に考え方が変化しはじめている自分がいる・・・・

遊歩道を進むと池の水面の高さに近い場所をすぎる
水面に目を凝らす
ゆっくりとした波紋の動きが美しい
人間は水面を見ると心が落ち着くようだが
その理由は
この音をたてずにゆっくりと規則正しく
でも時折予測できない動きをする波紋の「ゆらぎ」に
人間という生き物のリズムが同調するからなのか?
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Dr5MI2qbBpo[/youtube]

現代日本人は学校の物理学で波紋を教えてもらい理解する
しかし本当にわかったといえるのだろうか?
波の法則を突き止めた人は
たぶん波の不思議にとりこにされ
目を凝らして波の動きを見つめたはずだ
現代日本人は学校で習ったらそんなものかと思い
波紋自体を意識の中から捨ててしまったではないか
そうなると目を凝らして見なくなる、感動しなくなる
そんなことをふと考えた

遊歩道をあとにして
多くの車が走る県道にそって南下してゆく
ドライバーの視線が少し前と違ってきたように感じる
「あれ何?」から「ああ、やってる人がいる!」という表情へ
ノルディックウォーキングの氷河地帯も少し溶け出したか?

迷わず恥ずかしがらず
あきらめず
続けてゆく

間伐作業ボランティアに参加!(5月14日)

頭や耳や活字でわかったつもりでも
実際に体験しないとわからないことが人生には多い
昨日、5/14(土)ボランティアで初めて森林の間伐作業を体験した

場所は、某通信会社が管理する三重県内の森
市中心部から車で約1時間の近郊に立地する約5haの人工林で
樹齢約50年前後の杉・檜が茂る

企業の社会貢献活動の一環として
行政・地域と連携し森林保全活動を実施する
間伐作業等の森林保全活動を通じた豊かな森づくりに
企業の社員が参加し森林の大切さと地域とのつながりを理解する学びの場である

当日の参加者は50人弱、
現地に到着するとそこにはもう行政と地域の方々が待ってくださっていた
さっそく木工体験グループと間伐作業グループに分かれて
地域の方々の指導のもとにプログラムが開始されてゆく・・・・・

まず森に入る前に
歯とグリップあわせて約40cmぐらいのノコギリが配られた
「えっ、こんな小さいノコギリで間伐できるのかな~」とちょっと意外に感じた
切り方・安全確保・森林資源の活用実態等について地域の方から説明を聞いたあと
実際にみんなで作業を始める

ギコギコギコ・・・・
檜のいい香りがたちこめる
ギコギコギコ・・・・
木漏れ日の下で
鶯の鳴き声が聴こえてくる
ゆっくりと一本の檜を切っていった

約15cmの幹を切るのがしんどくて
途中交代しながら作業を進める

やがて森の静けさの中に聞こえてくる
木々が切り倒される音・・・・・
そしてその地響き・・・・・

切り倒すまでに要した時間は約6分だった
あっけなかった
約1時間半の間に10本弱の檜を次々と伐採した
約50年生きてきた木々だ
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Xr1gAp3mkkM[/youtube]

参加者の誰からともなく次のような声が出る

「約50年も生きてきた木々を僕らがこんなに伐採してしまっていいのかなあ・・・・」
「いたるところに放置された間伐材・・・なんとかならんのかなあ・・・」

同じぐらいの時間を生きてきた人間には
その50年の時間の重みがよくわかる・・・・・

せめてチェーンソウで簡単に切り倒すのではなく
われわれもノコギリで苦労してよかったな・・・・

と心の中でつぶやいた
檜の香りで心が非常に落ち着いている・・・・・・

間伐をしないと木が成長できない
森が暗くて下草が生えず土壌が弱る
人の手が入らないと森が荒れる
間伐材の活用は行政等も力を入れ始めている  など
地域の方から説明が入った

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