はじめに終わりをおもう②(6月5日高野山にて)

昨晩の高野山奥の院ナイトツアーは印象的だった。
宿坊の若いお坊さんが
真っ暗で誰もいない高野山の道を奥の院まで
歴史を語りながら案内してくれる
空海の教えを手っ取り早く知ることができた
周囲がチョッピリ怖い・・・・
だけど
若いお坊さんの明るさや人懐っこさ、空海の教えを語る熱意が
われわれに怖さを感じさせない
6月5日
早朝からのお勤めをすませた後
お坊さんに「こちらへ」と案内される
どこに行くのだろう?とついていくと「ここに入ってお座りください」といわれる。
小さいお堂だった
ああツ・・・これが護摩なのか!
燃える火のそばは
炎で体が熱い
密教についてほとんど知らない私であったが
読経と太鼓の中で火と僧侶の厳しい表情を見つめていると
体の中から力が湧き出してくるような感覚がした

朝9:00過ぎ
名残惜しく若いお坊さんとお話しした後
いよいよノルディックウォーキングをするために高野山女人道へ向かった
今回の旅の主眼、”はじめに終わりをおもうウォーキング”への出発である。
 

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