山梨県清里キープ協会へ(1日目午前)!

この週末に思いきって山梨県の八ヶ岳にある清里キープ協会へ行ってきた。
「第一回森林療法プログラム体験セミナー」に参加するためである。
朝3時過ぎに起床し4時過ぎに車で家を出発、
9時前には現地に着いていた。
午後からのセミナー開始の前に
キープ協会清泉寮を取り巻く
八ヶ岳南麓の自然を体で感じたかった
さっそくフロントの方に地図やハイキングの注意点を教えてもらい
川俣渓谷に入る
「先般の地震の影響で少し荒れたところがあるので気をつけて
いらしてください」
渓谷に降りてゆく斜面はなるほど気を抜くと危険だな・・・と感じたが
途中目に入る行き先や所要時間表示等の看板の様子や
現場の状況をよく把握したフロントマンの対応に
安心感を覚えたのでそのまま先へ進んだ
程なく水量の多い瀧に出会う

澄んだ水
流れる音
日光
木々の緑
鳥のさえずり
そして思わずすくって口に含む水の冷たさ
ただ単純に清々しくその場の空間と時間を楽しんだ
まだ歩き始めて30分も経たないというのに
こころと体はもう自然に吸い込まれた
日本文化に「禊」というものがある
体の穢れを落とす儀式
なんとなくわかるような気がした
いたるところ大きな石がごろごろしている
困って迂回したり
ぴょんぴょん跳ねたり飛んだり
その姿を天から見たら
まるで蟻やバッタが小石を越えて苦労して進んでいく姿と重なっただろう
「ドサッ!」「ク・・・・!」
油断大敵!思いっきり「ズッコケた!」
肘の久しぶりの擦り傷がなんだか懐かしかった。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
渓谷は何故綺麗と感じられるのか
何故そこに神聖さを感じさせるのか
それは
生命の源である水が
求道者のように気高く透き通っているからだろう

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