樹林気功参加!
今日は昨日と打って変わって清々しい風薫る新緑の1日、
樹林気功の藤田先生に滝原宮と八重谷に連れて行ってもらった。
滝原宮は伊勢神宮内宮の別宮で宮川を約40Kmさかのぼった山間の渓谷にある由緒ただしい神社である。
生き生きとした生命力あふれる原生林、何か弱々しい杉の人工林、そのコントラストがくっきりと際立つ森に案内され、好きな木にもたれさせてもらって銘々に観気功を行う。
30名の話し声は一瞬にして静寂に包まれた。
風のそよぐ音、森のにおい、鳥の鳴き声、空を飛ぶ羽音などが心に入ってくる。
森の奥に鎮座する杉の巨木と木漏れ日あふれる広葉樹林の美しい光の光景は、
目を閉じることによってさらに私の脳裏に固着されてゆくようだ。
次に八重谷湧水地へ車で向かう。
地底池に通じる狭い阿曽風穴内で
30名が目を閉じて深呼吸していると、
洞窟内に少しこもって響く水音に引き込まれて、
自分たちが水底にゆっくり沈み込んでゆくような感覚を感じる。
明るい外の世界へ出てほっと一息、
こんどは森の斜面をだんだんと歩んであがってゆくと
やがてこんこんと水が湧く場所にたどりついた。
流れのない谷間に突然水が湧き出し、眼下にはいつの間にか水量の豊富な川となって流れている光景。
これが三重県の姿か・・・・三重県人なのに・・・
今まで知らなかった
藤田先生はいう、
森に癒しを求める・・・などという人間中心の一方的な表現はおかしいと、
人も森も同じ命、共に支えあって生きていると、
「センスオブワンダーの世界を感じよう!」
今回の小旅行のテーマだったが、
正直いって私の心には未だ消化しきれない経験だったように感じている自分がいる、
時間が経ってからだんだん理解じ始めるのかな・・・
それともいつか近いうちにヒタッと心に吸い付くような感覚がする日がやって来るのだろうかな・・・・・なんて思う。
藤田先生のホームページに私のノルディックウォーキングの取り組みも少しだけど
紹介していただいた。
http://www.jyurinkikou.net/2011-4-24htm.html
今日1日は夢中で写真をとろうなんて気が起こらなかった。
ネット上で、八重谷のことをきれいに書いているブログを見つけたので
参考に見てみてください。
http://blog.goo.ne.jp/20071019naka_1947/e/f6d6d1f6eb8a07e38d4b94367dd910a7