11月2日、津市の最も西部、もう奈良県との県境に近い太郎生エリアで
森林セラピーウォーキングイベントがあった。
参加者は約80名、
その約半数は津市役所前から出発するマイクロバス2台に分乗する。
「よっこらしょっと・・・・ここあいてますか?」
「どうぞ・・・・・おたくよく来るんですか?」
「ううん・・・4回目ぐらいでしょうか・・・・」
「私、2回目・・・・・」
「そうですか」
笑顔がこぼれる
津市森林セラピー基地オープン以来2年経過しているためか
よくこられる方々のお顔が互いにわかるようになって
参加者同志挨拶そこそこに「お元気?」と声をかけあう場面も見受けられるようになってきた。
9:00過ぎに日神石仏前を出発する
日神西浦コースは津市の西南端、奈良県と名張市との境界エリアにある
美杉森林セラピー基地でも最も距離が長く道も険しいコースの一つだ。
参加者は高齢の方々が多いが自発的に参加されているので
その健脚ぶりには驚かされる。
年を重ねても
日ごろのちょっとした心がけ次第で大きな違いがでてくるのだろう。
日神渓谷を蟻の行列のように登ってゆく・・・
やはり森林セラピー基地には水の綺麗な渓谷は欠かせない。
登録セラピストの私自身
今まで地元の津市森林セラピー基地に見つけることができなかった
雰囲気のある渓谷
散策するに従って地元のセラピー基地に愛着が湧いてくる
倶留尊山三ツ岩へ行く途中の道中から大洞山を眺める
綺麗な景色を見た後は
西浦峠を一気に西に下った
よく手入れされた杉林の中を杉の香りをかぎながら列をなして降りてゆく・・
「ルンルン、ランラン」
子供の頃に戻ったような錯覚・・・・。
下山して城山クラインガルテンで地元の方と交流を深める
登山家今井通子さんと写真を撮った。
あっという間に過ぎていった半日だった。