奥多摩セラピー基地を歩く(8月24日)!

最近なかなか東京へ行く機会がない
病院の先生の都合で
検診と診察の間に1日フリータイムができた
ここぞとばかり予定を入れる
予定の一つ目は
若いときに一緒に東京にいた同期U夫妻との
銀座での夕食会
20年程前になろうか
一緒にホノルルマラソンを走った仲間だ
お互い年を重ねて親友と再会するのは
こんなに嬉しいことはない
「お前年取ったなあ・・・・」
「Uの住んでた狛江のアパート、
部屋の真ん中にテレビがおいてあっただけだったぞ・・・」
「奥さんが帰りたくなさそうだったので
「頑張れ!」と声かけて俺帰ったなあ・・・・」
等・・・・独身時代の話がよみがえる
「U君といっしょになってよかった!」と
言ってくれた奥さんの姿が今も目に残る
よかったね。
予定の二つ目は、奥多摩セラピー基地のウォーキング
大都会東京近郊のセラピー基地で
最近登計トレイルというセラピー専用ロードを整備したことで有名になった場所
一度は是非見ておきたかった
平日にも関らず向かう電車(JR青梅線)は満員だった
さすがは首都周辺
レクレーションに使うエネルギーが違う
ガイドさんと「奥多摩むかしみちコース(9km)」を歩き始める
「奥多摩むかしみち」は、氷川村から小河内村に達する旧青梅街道で
首都圏の水源小河内ダムの建設のため国道411号線に取って代わられたが
かつては都心に炭を供給する大切な道だった

途中馬頭観音や牛頭観音に出会う
人一人が通れるほどの狭い旧道では、多くの牛馬が谷へ落ちた
そのたびに供養塔が増えていったという

川合玉堂の歌碑があった
「山の上の はなれ小むらに 名を聞かむ やがてわが世を ここにへぬべく」
豊かな奥多摩の自然と集落の佇まい
そこでの人間の静かな生活
高度成長時代を迎える前のライフスタイルの痕跡をじっくり味わうことができた
「どう思いますか?こんな生活スタイル」
「幸福って何かなんて時代で変わってしまう。でも人間の本質的な幸福ってなんなんだろうか?」
ガイドさんと自然にそんな会話になった
「いろは楓」
樹齢200年の巨樹が3本
昔の旅人が木陰で休んだ場所らしい

(お世話になった「おくたま地域振興財団」の方々と登計トレイル前で)

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